「子どもたちのインドキャンプへの寄付」について 収支のご報告
集まった寄付金 ¥1,502,024-
子どもたちのインドキャンプで使わせていただいた金額 ¥969,621-
以下、内訳になります。
項目 | 金額 | 備考 |
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子どもたちの飛行機代 | ¥892,761- | 子ども9名分の往復航空チケット代金になります |
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バス、フルーツ、スナック、昼食など | ¥76,860- | バスは、空港↔︎アシュラムまでの往復(¥34,907-)と、アシュラム↔︎ドゥワラカ寺院(¥18,184-)までの往復になります |
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合計 | ¥969,621- |
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残高 | ¥532,403- |
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上記の寄付金の残り¥532,403-を8月21日〜23日に行われる子どもサマーキャンプの交通費として使わせていただく運びとなりました。
このキャンプの詳細は以下になります。
🦚子どもサマーキャンプ in 京都🦚
スワミジと子どもたちを真ん中にみんなですごす思い出の時間
これまで、親子サンスクリット語やヴェーダのお話会をとおして、子どもたちが聖典の話題に触れることができる環境をお母さんと一緒に作ってきました。そして、2024年夏、日本で「子どもサマーキャンプ」が開催されることになりました。
子どもたちがもっとリラックスして、この時間を楽しめますように。みんなで作ってゆけたらと思っています。
キャンプの目的
⭐️スワミ・チェータナーナンダジのもとで勉強している生徒、家族の交流
⭐️子ども同士が、ZOOMの壁を越えて、お互いに打ち解け、この学びを楽しく継続する基盤をつくる
⭐️子どものお世話を通して、自分たちの子供の部分をお世話する
日時 8/21(水)、22(木)、23(金)
場所 アクトパル宇治 https://www.actpal-uji.com/
参加人数 41名
主催 大人と子どもで学ぶヴェーダのお話会
(会の趣旨はこちら>)
以下は2023.11.22の記事になります
日々の子供たちの学びのシェアとお母さんたちの声
我が家の娘は6歳。巡礼に参加した当時は5歳でした。
まだまだお話会で話されている「深める話」には縁遠い印象ですが、それでも語られる物語や、スワミジの言葉の端端を聞き取って、ふとした時にその話をしてくれたり、絵に描いてくれたりしています。彼女のたっての希望でインドからお連れしたガネーシャ神のおかげで、巡礼後娘も毎朝のプージャーに参加するようになり、最近では、それまで興味を示さなかった息子も、朝食の前には祭壇の前で手を合わせるようになっています。子供が何の偏見もなく手を合わせる姿は、周りの人々にも大きな影響を与える力があるように思います。
今娘とこの学びを共にできていることが、本当に嬉しい。そして本当に楽しい。
これからも、多くの子供達が、障害なく安心して、学べる環境が整っていきますように。私たち大人が様々な形でそれを支えていけますように。これからを生きる子供達の未来が、いつも祈りと共にありますように。
一緒に口ずさめるのが日本の童謡でなくて、サンスクリット語のバジャンだったり、シュローカだったり。それもまた娘と私の楽しい、いい時間です。
巡礼から帰ってきてから小学校6年生になる子は自然と、このことをお友達にも知ってほしいなと言うようになりました。
日本の普通の小学校に行っている小さな女の子には、祈り深い様子、みなさんの優しさ、生き生きと生きていること、全てが美しく感じられていました。
そして、お友達に知ってもらうために、夏休みの自由研究としてダヤーナンダジのお話をまとめました。まだ一話分ですが・・・
これから大人になっていく子どもたち。子ども達自身が伝えずにはいられないほど価値のあることだったんだなと再認識しました。友達と笑顔で過ごしたいという小さな一歩。この一歩が踏み出せたことスワミジをはじめ、みなさんにとても感謝しています。
たくさんの小さな一歩が、広がっていきますように。祈りを込めて。
皆さま
いつもあたたかく見守ってくださり、
受け入れてくださり
ありがとうございます。
日常生活と聖典の学びが繋がり出した
流れをお話させて頂きたいと思います。
スワミジや聖典と出会ったとき、
この学びと「家族との在り方」が
繋がりませんでした。
まるでクラスと生活は別々。
とても苦しい日々。
それでも「この学びこそが私が知りたかった事」という気持ちだけが
学びを続けることに繋がっていたと思います。
次第にこの学びを家族で共有出来たらどんなに楽しいだろう!と思い始めました。
ある日、スワミジから
祈り・チャンティングをしてみたら?
というお言葉を頂きました。
それから、祈りをはじめ、子供たちの前でチャンティングを唱えるようになりました。
子供たちはすぐに真似しはじめました。
そのマントラの響き、その時の空間、雰囲気...全てが美しかったです。
それでも
学びの中にいる私はまだ無知な所があるのでいつも不安と隣り合わせでした。
子供と学ぶってどういうこと?
どうしたら良いの?
zoomでチャンティング?
無知と不安から、わたしは
子供たちはzoomにうつっても良いのか?
子供たちの態度で不愉快に思う方がいないだろうか?
うまくできるだろうか?
不安でいっぱいでした。
そんな日々の中
わたしはある事に気づきました。
未解決な感情から怒りを家族に撒き散らしていた日々から、怒りの犠牲者を出すことがとても減っていました。
私が私に寛ぎながら、日頃の役割りにご機嫌に没頭する日々。
それは本当に驚きと感動でした。
おお。まさに
「しなければならない事=私がしたいこと」でした。
そして、今年の春休み(2023.3〜4)に大人と子供で学ぶキャンプに
参加させて頂きました。
個人の私では到底無理なことが
沢山の方々からサポートを頂き、
インド巡礼の旅に運ばれました。
サポートして頂いた方々には、
感謝という言葉ではお伝えしきれないほど感謝の気持ちでいっぱいです。
子供たちにとって初めての海外
zoomで出会ったこの学びのお友達ともすぐに仲良くなりました。
みんなでヴェーダの文化に直接肌で触れ、体験することで、アルタ・カーマばかりを追い求める日本社会でこれから生きていく子供たちにとって、アルタ・カーマではなく、ダルマ、そしてその先のモークシャを追い求めている文化があるんだよ。その文化に生きてる人達は朝起きて自分を整えてプージャーして、こういう食べ物を食べて、学校に行って、大きくなれば働いて...とありのままの生活に触れ、知れたことが親子共々宝となりました。
巡礼後も、
子供たちの聖典への学びがより身近なものになっているのを体験しております。自分からरामと書いてみたり、チャンティングしてみたり...。そして、家族との会話にも変化が現れました。
会話の内容は今まで変わらないけれども、少しずつですが、ダルマとは何か?という見方から話が盛り上がっていくようになりました。ニュースだけでなく、子供たちが好きなポケモンなどを見ては、これはすべきでない事やね。どうしてしてしまうんだろうね。ちっぽけな波しか見えてないからかな。悪い考えを選ぶクセがついてるのかな。バレなかったらいいやん。とか...。スワミジや学びの長い先輩方から教えて頂いた言葉を使って、ダルマとは?という事についてダルマという言葉は使わずに家族で話が出来る空間が生まれつつあります。
実際にインドへ巡礼する事がどれだけこの学びの理解への助けになるか。痛感しています。まだまだ未熟な子供たちですが、インド巡礼での学びがこれからの理解の成熟には欠かせないものであるとも痛感しました。
まだ、ふざけたりする事ももちろんありますが、人間の究極のゴール・モークシャを知り尽くすことが人生であるという流れの中でどうか子供たちに途切れる事のない伝統の教えが降り注ぎ続けますように...。
スワミジをはじめ
子供たちの成長を直接、またはzoomを通して見守ってくださる方々。
本当に本当にありがとうございます。
この学びが途切れることなく、日本に根付いていきますように。
ナマステー
宮川有香梨
巡礼後、9歳の娘は、困った時に、内なる声に耳を傾けること、そうすれば1番後悔しない選択ができるということを、少しずつですが、感覚的に掴みつつあるように思います。ある時、お友達と喧嘩をしてしまって、そのお友達に皆の前で意地悪なことをされた...という日がありました。それが金曜日だったので、土曜・日曜と、そのことを思い出すたびに、泣いたり、怒ったり、悲しくなっていました。そして月曜の朝、玄関で靴を履く時に、「(登校中に)●●ちゃんに会ったらどうしよう!あーー嫌だよーー。ねえママ、どうしよう...」とすがるように言って、座り込んでしまいました。「ラーマに相談してみたら?」と私は言いました。すると娘は、玄関で瞑想の座をとり、しばらく静かに座っていました。それから目を開けて、「もしできるなら、何もなかったように普通にするのが1番いいって言われた。」と言いました。「わーラーマがそう言ってたん?上手に聴き取れたねー!すごいなあー」と私は感動しました。「でも、それが難しいんだよ、ラーマ様!(笑)」と娘は、内なるラーマ様にツッコミを入れながら、サクッと靴を履いて明るく出かけました。その夜「どうだった?」と聞いてみたら、「普通にしたら、今日は大丈夫だったわ!」とケロッとしていました。
また、「大人と子供で学ぶヴェーダのお話会」があることで、私の心にゆとりが生まれました。月2回、1番大事なことを一緒に学ぶ機会があるので、私から何か教えようとしなくても、娘の知りたいタイミングで、「ねえママ、悪い考えってなんなの?どうしてみんな神様なのに悪い考えがあるの?」「ラーヴァナは、優しいお母さんに育てられたのに、どうして悪い考えになっちゃったの?」など、大事な話題を挙げてくれてくれるようになりました。親子で1番大事なことを話せること、一緒に学べることを、とても嬉しく、有難く思っています。ヴェーダの知識という軸さえあれば、多少、問題があるように見える癖があっても、ゲームばっかりしていても(笑)、そのことも全部学びの糧になっていくだろうと、どっしり構えていられます。うまくいかない事、悩ましく思うこともあるのですが、そういう時は、「ヴェーダのお話会」のみんな(運営チームの大人たち)に相談しよう♪と思えるので、みんなで子育てしている感覚、安心感があります。皆さんの支えがあって、そのような恵まれた環境に運ばれたことに、心から感謝しております。まだ日本には、たくさんの悩み・迷い・葛藤の中で、誰に相談して良いかも分からないまま、たくさんのことを一人で背負って、孤独に子育てしているお母さん方が大勢いらっしゃると思いますので...日本でも、1番大事なことを親子で学べる環境が整ってゆきますように...そのためにこの体と知性を役立てられますように...祈っております。(Yuko)
↓娘がiPadで描いたイラストです✨*スワミジの似顔絵
ヴェーダーンタの勉強をしてみたい。と思ったのは、ちょうど3年前でした。長女は小学3年生、次女は就学前でまだ5才でした。男の子3人の子育てをしてきた後に授かった2人の娘たちです。家族が多く、何かと家庭での仕事が忙しいため、なかなか勉強の時間が確保できず、何度も諦めかけてきました。「もうダメだぁ〜」と思い、休もうとする、、、、その度に、娘たちが、「今日はしないの?」と声をかけてくれるのです。そんな娘たちに引っ張られて今日まで勉強を細々と続ける事ができています。ニャプティ先生の「親子サンスクリット語」のクラスを娘たちと受ける機会に恵まれました。そこで、娘たちと一緒に勉強し、サンスクリット語の文字が読めるようになりました。サンスクリット語の文字が読めるようになるとは思ってもいなかったので、とても嬉しい体験でした。昨年の春はインド巡礼の機会にも恵まれました。初めて娘たちと訪れたインドはあまりにも美しく、特別な日々を体験させていただきました。その中でも、長女はプージャーの美しさに魅せられたようです。プジャリさんの所作の美しさ、マントラの美しさ、、、たくさんの祈りの場に滞在する事ができ、その純粋な美しさを身を持って体験させていただきました。(インド巡礼の間、祈りのない時間を探すことの方が難しいぐらいだと思いました。そのくらい全てのシーンに祈りが溢れているインドは大変美しかったです。)現在、スワミジとサンスクルティさんが不在の間、生徒たちで朝のプージャーを続けていきたいとの思いから立ち上がった、プージャーサポーターチームに、私も娘たちも一緒に参加させていただいております。この写真は、初めて自宅で娘たちと3人でプージャーをした時の記念写真です。春から長女は中学生、次女は小学4年生になります。これからもゆっくりペースではありますが、勉強を続けていきたいです。勉強させていただける環境に心からナマハです。