ヴェーダーンタ勉強会 パラヴィッデャー ケンドラム

8/23 サンスクリット語 報告

♪om shanti shanti shanti

shantiはふつう平和、穏やかさを意味します。
では、なぜマントラの最後に、
shantiを3回唱えるのでしょうか？

ということを確認していきました。


もし、shantiが叶わないとすれば、
３つの妨げがあります。

まずは自分自身において。
　肉体における痛み
　悲しみや、怒り、不安といった感情
　いろんなことが気になり、目の前のことに集中できない考え・・・

そして、自分の身近な人や環境において。
　家族や友人の不幸や
　職場環境
　自分が座る場所など・・・

そして、自分ではコントロールできない、自然や地球環境において。
　地震や津波
　火事や台風
　戦争といったもの・・・


そういうものが障害となってしまいます。

なので、
その障害物が取り除かれて、
shantiがありますように。と祈りを込めて3回唱えるのです。


クラスや勉強の前の　shanti pathaや
すべての人々の平和を祈る　svasti pathaでも

祈りを込めて唱えようと改めて感じました。


さて、そのあとは、障害物を取り除いてくれると言われる
ガネーシャのマントラを見ています。

言葉と言葉のつながりや発音を確認して、
次回は意味も見ていきましょう。



みどり

「いーしゅわらーや なまは」の本の紹介

●「いーしゅわらーや　なまは」って、どんな本？
●「ヨーガって何？」の答えが解き明かされている、ヴェーダーンタとのすてきな出会いを楽しんでいただける、日本語の本です。　

●ヴェーダーンタは、眉間にしわをよせて勉強するような難しいインド哲学のイメージがありませんか?　とても難解に解説している哲学書がたくさんありますが、この本、「いーしゅわらーや　なまは」は、日本語で丁寧に、内容も面白いたとえ話しがたくさん入っている本で、とても読みやすく、体の中に浸透してくる親しさがあります。

●ブラフマン、マーヤー、ダルマなど、 ヴェーダーンタの勉強ではかかせない、１７０の大切なサンスクリットの言葉の意味を、わかりやすい日本語で紹介しながら、ヴェーダーンタ全体の宇宙観を紹介しています。　この本で、バガヴァットギーターや、ヨーガスートラなど、さまざまな聖典の解き明かそうとしている、壮大な宇宙観を、まず、とらえてみましょう。　１７０の言葉が使われているページの一覧表がついていますので、読んだ後に見直したいときにも、その言葉の掲載ページを調べることができる仕組みになった本です。

●目次例：
・モクシャが生まれてきた目的の生き方　・外から、内から、何かを得ることで人は満たされない　・自分についての無知とセルフ コンプレックス　・行いとは選択、選択とは迷いと心残り－人間だけの問題　　・ヴェーダーンタの勉強をはじめよう　etc.

●見本の本：　見本ページのスライドショーをご覧いただけます。　ここをクリック＞＞

●申し込み方法
お申し込みは、【ご注文用のフォーム】（←クリック）の中で、１．「いーしゅわらーやなまは」に印をつけて、ご注文ください。

お申し込みをいただいた方に、「いーしゅわらーや　なまは」の本に郵貯銀行の振込み用紙をそえて、お送りしますので、本がお手元にとどいたときに、一冊、１５００円の本代に、送料実費１５０円を含めて、お振込みをお願いいたします。　送料梱包費込みで、１７５０円です。


●この本を使ったクラスのビデオ番組をご利用ください。

●独学では気が付きにくい部分があります。ビデオ番組を使って読み進める事で、さらに楽しくいーしゅわらーやなまはの本を勉強することができます。　生徒さんは、インターネットの環境さえあれば、ビデオ番組を利用することがきますので、ご利用ください。（初めての方も、お問合せください。）インターネットのクラスの「インターネットのクラスとビデオ番組のお問合せフォーム」から、お問合せください。

クラスの見本ビデオ

　　　
　　　　　　　　　　　　　ビデオを、全画面にして、ご覧ください。　右はしをクリック。↑

ギーター1章 ８/23報告

今日は、モークシャについてみていきました。

P7ページからです。

私たちは、安全になりたくって、、
何かを求めているけれど。。。

周りの人が変われば、状況が変わって、
私が居心地よく、快適に過ごすことができる。

この人さえいなければ・・・とか。

だから、自分なりに何度も状況を変える努力をしてきたし、
得たいものも努力して、得てきた！


でも・・・
それじゃぁ、満たされない思いがある。
むなしさが起こってくる。


そこで始めて、自分に注意が向けられる

そして・・・ヴェーダーンタが言うには、
あなたこそが、問題で
あなたこそが唯一のその解決策。

そして、
ありのままのあなた、
本当のあなたは、安全
あなたこそが安全だ

と・・・

今日は、始めてチェータナ先生から、
『あなたこそが安全です』という言葉を聞いたときについて
どう思ったかを語っていただきました。

『私は、未熟なもの』を前提として、生活されてきたという方もいらっしゃって、
信じられない！と思ったけれど、
何かひっかかるところがあって、勉強を続けてきた。
今は、完全に腑に落とせてはいないけれど、
でも、『あなたことが、安全』という意味が、
その聖典を読むうちに、『そうなのだろう』と感じるようになってきた

であるとか、

『私』に着目するのではなく、ヴェーダーンタのいう『安全』て何なのか？
に注意が向いていたような気がする

であったり、

『あなたこそが安全です』と言われて、
とても肩の荷がおりて、
リラックスして話を聞くことができた

などの意見がでました。

ヴェーダーンタは、
最初に、どこに矛先を向ければよいのか？を示してくれて、
これからの道のりは、とても長いものになるだろうけれど、

でも、『私』を知ることって、とても楽しい
これからも、プレッシャーを感じず、
リラックスして学び続けたいと思います

ゆかり

いーしゅわらやなまは 8/12 報告

8月12日いーしゅわらーやなまは　報告
 
135ページの「考えに認識という光を灯しているのが意識」から見ていきました。
 
まずは私たちが考えていた「意識」と「考え」と「認識」という言葉。
 
ヴェーダーンタを学んでから、「意識」という言葉を丁寧に扱うようになりました。
 
意識をする、とか、意識を失うっていうように、これまでは
 
「意識」と言う言葉を「考え」や「認識」と混同して理解していました。
 
意識が私たちに考えや認識を輝かせているんだなぁ。
 
私たちが見ているものを認識しているのは、意識の輝き。
 
わたしがいなければ、何も認識したりしない。
 
記憶、感情、色や形、それを見ている意識がある。I am
 
そんなヴェーダーンタのヴィジョンを、言葉にしながら、
 
「意識」について一人ひとりが　考えてみる。
 
きっとこの積み重ねが、いつかはっきりとした理解につながっていくんだろうな。
 
よっしい

終了、２０１２早春リシケシ ヴェーダーンタキャンプ

--このキャンプは、終了しました--　
２０１３年のキャンプは、コチラ＞＞

前回のリシケシキャンプのビデオ

１．日本語キャンプ、２０１２年２月１３～１７日
ヨーガスートラ ＆バガヴァッドギーター６章－「瞑想」
ヨーガを、聖典から学んでみようという日本語のキャンプです。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講師：cetana チェータナ

２．英語キャンプ　２０１２年２月２４日から４コース
マハー・ヴァーキャ　ヴィチャーラ
ヴェーダーンタの結論の言葉「マハーヴァーキャ」を使った教え。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講師： Swami Dayananda-ji


　　　　　　　　　　詳しくは、こちらから＞＞

ヴェーダーンタの紹介 （生徒と先生の出会い）

●ヴェーダーンタがはじまるには、それを求める生徒がある
　　―　ヨーギー、ムムクシュ、アディカーリーと言われる生徒の資質　－

ヴェーダーンタの教えは、たいていが物語になっています。　つまり、登場人物がいて、その主人公がどんなふうに生きて、ついに、「私っていったい何をしたいんだろう？」、「私って、何だろう？」、「どこに向かているのだろう？」という、どんな人にも、その根っこにある疑問に気づくまでのお話があります。　物語の中では、そこからヴェーダーンタの教えがはじまります。

例えば、バガヴァッドギーターというのは、マハーバーラタという歴史物語の中の小さな章です。　主人公のアルジュナが、人として成熟し、避けようのなかった大きな戦争をきっかけに、彼の疑問がおこりました。　その場に立ち上がる力も失うほど、自分自身の考えをどうすることもできず、座り込んでしまいました。　ここから、バガヴァッドギーターという、ヴェーダーンタを教える章がはじまります。　その先生がクリシュナでした。　こんなふうに、ヴェーダーンタがはじまるには、いつも、それを学ぶにふさわしい生徒が育ち、先生と出会います。

ヴェーダーンタの教えの中には含まれますが、メイントピックがはじまる前の部分、つまり、生徒の準備ができるまでの話題を、別名、「プルシャ アルタ」と言います。　プルシャとは、人。アルタとは、求めるもの。人によって求められているものを、プルシャ　アルタと言います。　

権力や富、名声と、人は、安心、安全、喜び、満足を求めて、生きています。　人によって、さまざまなものを求めているように見えるけれども、よくよく見てみると、本当は、たったひとつ。人は、モークシャと呼ばれる、自由を求めています。　モークシャとは何でしょう？

モークシャを求める人を、「ムムクシュ」といいます。　モークシャの意味と価値がわかるまで、考えの準備ができた人を、アディカーリーと言います。　そして、アディカーリーとして、成熟するための生き方がまた、ヨーガと呼ばれるのです。

どんな、ヴェーダーンタのクラスも、先生は、まず、このプルシャアルタのお話からはじめます。いろんな先生が扱う、プルシャ　アルタのお話、つまり、「ヴェーダーンタの紹介」のお話に、耳をかたむけて見ましょう。ビデオ番組も、いくつかありますし、スワミ　ダヤーナンダの語った「ヴェーダーンタの紹介 Introduction to Vedanta」は、教科書を目で追いながら、録音をきくこともできます。 詳しくはこちら＞＞

スカイプクラス ＆ ビデオ番組

●その他のビデオ番組をご希望の方はご相談ください。




スカイプのクラスや、教室でのクラスを、ビデオに残していますので、基本的には、スカイプクラスの生徒さんは、過去のどのトピックも、ビデオで勉強できます。

よく利用される保存ビデオ番組は、

１．サンスクリット語の読み書き３０日コース　や、次の４つのステップ
２．タットヴァボーダの２０クラスコース
３．早朝バガヴァッドギーターの第一章の本の最初からのクラス、（１４０クラスほど）

今、ワンポイントでお勧めは、

３．１月の京都キャンプから、プラマーナについての講義、２クラス
４．１月の広島ヨガピース準備キャンプから、ギーター６章の１０～２３の詩


この他にも、パラヴィッデャー ケンドラムが保管している、さまざまなクラスのビデオ番組や音源があります。スワミ　ダヤーナンダや、そのお弟子さんたちによるバガヴァッドギーターや、ウパニシャド、ブラフマスートラ、さらには、さまざまなプラカラナのクラスのビデオや音源もあります。勉強できるようにインターネットを通して、個別にビデオ配信いたします。　また、スカイプにて、個別に通訳や解説やご質問も可能です。　まずは、【スカイプのクラス】を開いて、申し込みフォームをお送りください。スカイプをつないて、勉強の進め方を相談しましょう。

スカイプクラスの補習としての使い方

また、スカイプのクラスにお申し込みの方が、ご都合でその日のクラスに参加できない場合、ビデオ番組で補習していただけます。　詳しくは、コチラをご覧ください。

９月、京都でタットヴァボーダ５日間コース (TAMISAスタジオ）

●京都で９月、タットヴァボーダを勉強しよう！
　　９月１８～１９日　と　２３～２５日　の５日間　TAMISAヨガスタジオ
　　―小さく美しい、初級の聖典タットヴァボーダを５日間で学びきる―


タットヴァボーダの勉強って何？：
　　　　　　　タットヴァボーダについては、コチラのページを＞＞

５日コースの内容：　
●「ヨーガって、何か？　何をかなえるのか？」　ヴェーダーンタが明かしています。　そのヴェーダーンタの全体の宇宙観を、５日間で、見てみましょう。
●ヴェーダーンタ全体の宇宙観は、ひとクラスづつの積み重ねで理解されてゆきますので、できれば、５日間とおしてご参加ください。　とくに、はじめてご参加の方には、続けての参加が、おすすめです。
●どうしても、５日間連続で参加できない方は、ご相談ください。　どんなことでも、ご相談ください。ご相談は、　【タットヴァボーダ５日間コース】　のページにあるフォームからどうぞ。　折り返し、メールか、場合によっては、日時を決めてスカイプや、お電話でも相談に応じますので、まずは、フォームを送信してください。

お申込み方法など：　
ホームページの、【タットヴァボーダ５日間コース】に詳しいです。

8/9 サンスクリット語 報告

スワスティ　パータハの4つ目の詩。

真実でないことから　真実へ　私が　導かれますように。
無知から　知識へ　私が導かれますように。

そんな祈りのマントラです。

言葉ひとつひとつの中の
音と音のつながりを見ていきました、

サンスクリット語には、”サンディールール”
という息が途切れず、スムーズに発音できるように、
音が変わるルールがあります。

ルールというと、難しく聞こえるかもしれませんが、
実際発音してみると、
確かに、スムーズ！と納得できると思います。


サット（真実）とアサット（真実でないこと）ってどういうこと？
タマスと輝きってどういうこと？
など、みんなでディスカッションしました。


来週8/16（火）は、お休みです。

次回は8/23（火）マントラによく出てくる、３つのシャーンティについて、
ディスカッションしたいと思います。

では、暑い日々が続いていますので、
体調崩されないよう、
ゆっくり、お盆をお過ごしください。

みどり

ギーター１章 ８/９報告

バガヴァッドギーターの１章がスタートしました！

今日は、
バガヴァッドギーターの紹介からでした。

やっぱり出てきました！！

プルシャアルタの話題です。

『いーしゅわらーやなまは』にも出てきますが、
人間には、４つの目的があるように見えます。

『見えます』というところがポイントだと思うのですが、

アルタ（安全）
カーマ（喜び）
ダルマ
モークシャ

今日は、ダルマの話題の途中まで進みました。

ダルマという意味は、とても大きなものだけれど、
ここでは、ダルマは、『調和から生まれる喜び』

単に自分を満足させるためだけの喜びではなく、
周りの方との調和を保つことによって、もたらされる喜び。

例えば、お医者様が、患者様の病気を治すこととか。

電車に座っていて、妊娠されているママに席を譲ったとか。

単なる喜びではないということ。

これには、情緒的な成長が必要。

私も、これから、さらに、
生活の中だったり、こうやってヨーガやヴェーダーンタを学びながら、
情緒的成長ができたらなーと思います。

次回は、
ダルマから、モークシャの話題へと移ってゆきます。

P4の３段落目～です。

ゆかり